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【音大受験対策】最短で音大に入るための方法【合格への近道】

こんにちは、音大出身のきどり(@kidori6803)です。

 

志望校を決めないまま、高3の春を迎えてしまった。吹奏楽部で楽器を吹いていて音楽が好きだし、音大に行きたいなあ。

こんな状況下にある受験生、実は結構多いのではないでしょうか。

音大の入試というのは、一般の大学に比べてかなり特殊であると言えます。

 

これは、日本の音大最高学府、東京芸術大学の入試内容です。

国立大学でありながら、センター試験で使われるのは国語と英語だけという異質ぶり
しかも「センター試験の成績は、最終判断に用いる。」とまで書いてあります。

 

音大の受験科目はコレ!

・専攻実技
・副科ピアノ
・聴音書き取り
・楽典
・新曲視唱
・リズム課題
・国語と英語

僕が音大に入って出会った友人の中には、高3の春から受験までの10ヶ月ほどで受験対策をしてきた人が多くいます。(管楽器は特に短期間仕上げの傾向あり!)

今回は、その受験科目の内容と、対策方法を紹介します。

 

きどり
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「実技試験」の試験内容と対策

まずは、専門の実技試験が一番大事です。
東京芸大の場合は、全部で3次試験まであり、そのうち1次と2次は、楽器の実技試験のみでふるいにかけられます。

私立音大の場合、試験回数は1回ですが、この一瞬が合否に大きな影響を与えることは間違いありません。

 

僕は管楽器の専攻でしたので、参考までに管楽器の実技試験を記します。
試験内容は、2つです

 

step
1
スケール

「スケール」とは音階のことです。
ドレミファソラシドの音階を2オクターブ上がって下がります。

スケール・音階

試験会場に入ると、くじ引きの様な用紙を1枚引くように指示されます。
ここには、何調のスケールを演奏するのかが書かれています。

例えば、「F-dur、c-moll」の紙を選んだら、「へ長調とハ短調」を演奏します。

受験では、たいていシャープ・フラットそれぞれ3個以内のものが出題されるようですが、その限りではない可能性もあるので、全ての調を練習しておきましょう。

 

スケールは、知識で覚えるというよりは、何度も繰り返し練習して指になじませてしまった方が良いです。
ピアノ教本のハノンに、全ての調の音階が載っているので参考にしてください。
僕は毎日、全ての長調と短調のスケールを基礎練に取り入れていました。

step
2
課題曲

スケールが終われば「課題曲」の演奏です。

これは受験校により若干の違いがありますが、定番の受験曲がそれぞれの楽器にあり、だいたいどこも同じです。

各大学のホームページで確認しましょう。

 

音楽大学の大学選びは、偏差値では決められません。その大学に、自分の教わりたい先生がいるかどうか、が一番大切です。

日頃から演奏会に通ったり(高校生ならどこのプロオケも1500円〜2000円で学生券が買えます)、テレビのクラシックチャンネルと見て、教わってみたい先生がいるかどうか探ったり、先生や先輩におすすめの先生が誰なのか話を聞いてみてください。

そして、その先生に直接レッスンを受けてみて、その大学を受験するか決めましょう。

大学生活の4年間、毎週レッスンを受ける訳ですから、先生のことを尊敬できるかどうか、指導方法が自分に合っているか、相性はいいか、などを事前に知ることは必須です。

大学の先生へのアプローチの仕方は、この下にある「夏期講習会にすべて詰まっている」を参照。

 

「副科ピアノ」の試験内容と対策

ピアノ科以外の受験生は、自分の専門楽器以外に、副科ピアノを受験しなければいけません。

こちらも試験内容は2つで、専門楽器の実技テストと同様に、「スケール(音階)」と「課題曲」です。

 

正直、副科ピアノの場合は高度な技術は要求されていません。

スケールもゆっくりやっても問題ありませんし、課題曲も初級から上級までかなり幅広い難易度の中から、自分にあったものを選ぶことができます。

例えば、高校3年生から音大受験のためだけにピアノを習い始めた人は、クレメンティのソナチネOp36-1(ソナチネアルバム(1)でも受験できます。

これは、1年かければ誰でも弾けるようになるレベルです。

 

「焦らず、ゆっくり」に徹しましょう。

 

「ソルフェージュ」の試験内容と対策

音大受験で、準備を始めるのが遅くて苦労するのは、おそらくこの「ソルフェージュ」でしょう。

ソルフェージュには「聴音」「新曲視唱」があります。

ソルフェージュの試験は、簡単にいうと音感テスト。絶対音感があれば苦労しませんが、大抵の人にそんなスキルはありませんので、それに近づけるための訓練が必要です。

未経験だと、とても難しく感じますが、パソコンのキーボードを叩くのと同じように、やればやるほど早く正確にできるようになります。

step
1
聴音

聴音は試験官の演奏を聴いて、受験生は真っ白な五線譜に書き起こす試験です。

例えば、8小節の旋律の課題なら、試験官は始めにこのような指示を出します。

D-dur、4分の4拍子、8小節

それを受けて、受験生は大急ぎで譜面に指示通りの記号を書き込み、演奏を待ちます。

曲は4小節ずつのまとまりで、各4回演奏されるでしょう。
演奏を聴きながら、楽譜に素早く音符を書いていきます。

最後に8小節間を通して1回演奏されるので、全部で5回演奏を聴くチャンスがあります。

 

受験大学や作曲などの専攻科によっては、2パートの旋律の聞き取りや、4和音の聴音が課されますが、まずは、単旋律の練習をたくさんしましょう。

 

聴音は、楽譜の書き方を知ったら、たくさん練習することが成長の鍵です。

CDつきのテキストを購入して、毎日継続して練習しましょう。

聴音課題が盛りだくさん!

書き上げた楽譜を1回通して歌ってみると、次で紹介する新曲視唱の練習にもなります。

1日1課題でも、高3の春から入試まで10ヶ月あれば300曲、2曲ずつやれば600曲も練習できます。

 

step
2
新曲視唱

これは、聴音の逆で、楽譜を見て、すぐに歌う技能です。

試験会場に入室すると、8小節間の楽譜が渡されます。

試験官が、ピアノでその調のハーモニー(ドミソ)と開始音を弾いてくれるので、その音を頭に残しながら、30秒ほどで頭の中で曲を歌います。

準備ができれば、歌い始めます。

この時、音が外れていても、声が裏返っても、歌い続けることが合格のポイントです。

テンポやリズムが揺らいでしまう方が、よほど減点の対象になるでしょう。

 

これも、テキストを買って、たくさんの曲に取り組みましょう。

ピアノやキーボードを使って、音を確かめながら、歌ってみてください。

僕の場合は、自然な声で歌える音が高いファで、その音だけは体感的に覚えていたので、曲の中でファの音が出る度に、「間違えていないんんだ」と確かめられて、安心することができていました。

初めての新曲視唱にオススメ

信じられないぐらい綺麗なメロディばかり。超オススメ!

 

「聴音」と「新曲視唱」は相互に密接に関係していて、どちらかができるようになれば、もう片方もぐんぐんとできるようになります。
ですから、好きな方に積極的に取り組み、もう一方と自然に伸ばすことも可能だと思っています。

 

僕らの生活の中には音楽があふれています。ファミリーマートの入店メロディ、駅の発車音楽、CMソング。それらを普段からドレミ変換をしてみて、ピアノで確かめる、という遊びも、ソルフェージュの良い練習になります。

 

「楽典(音楽理論)」の試験内容と対策

これまで、全て技巧系の試験内容でしたが、ここで初めてお勉強系科目「楽典」の登場です。

音大入試では唯一の、大教室での一斉試験になります。

楽典の勉強には、絶対に外せない本があります。

全ての音大受験生の必携書!


きどり
いますぐ、迷わずに買いましょう

 

この本自体、往年のベストラーになるだけあって、素晴らしい構成になっていますが、飽きっぽい人は、普段の音楽活動で使えて、楽しめる単元から先に取り組んでしまってもいいかもしれません。

例えば、音楽記号や移調を先にやってしまって、あとからゆっくり音楽記号や和音をやるのもアリです。

きどりのおすすめテキスト

きどり
これはとっておオススメ!移調の問題がいっぱいあって、実践的に問題練習に取り組めます。

 

「面接」の試験内容と対策

面接では、以下のような質問が想定できます。

・あなたの長所と短所を教えてください。

・あなたはこれまで音楽とどう触れ合ってきましたか。

・どうして◯◯音大なのですか。

・大学生活で力を入れて頑張りたいことは何ですか。

・その力を使って将来どう音楽人として活躍していきたいですか。

 

音大は、先生とのプライベートレッスンを柱にして、勉強していきます。

ですから、丁寧な言葉遣いや人当たりの良さ、常にライバルの存在を意識しながら根気よく練習を続けることができる忍耐強さなどを見られるでしょう。

 

夏期講習会に全て詰まっている

以上が、音大の入試科目となっていて、一般の大学とは違い、高校での学習だけでは太刀打ちできません。

また、ソルフェージュや楽典は独学でやっていると、壁にぶつかるかも知れません。

 

そんな時に非常に有効なのが、各音大が夏休み中に開催している「夏期講習会」です。

この講習会には、全国各地の高校1年生から3年生が集まり数日間かけて、実際に大学の先生のレッスンを受けることができます。

基本的には、申し込みの際に先生の指定ができるので、憧れの先生のレッスンを受けるチャンスです。

そこで、ピンときたら、講習会中に引き続き先生に個人レッスンを受けたいと伝えましょう。

受験前に教わっていた先生には、大学入学後も引き続きその先生に教われる可能性が高いです。

 

また、夏期講習会中に出会った仲間の存在も貴重です。

彼らとは、受験までメールで分からないところを教えあったり、励ましあったりできるだけでなく、入試本番でも再会する可能性が高く、受験日はかなり安心できます。

 

まとめ

音大の受験には、一般の大学と違い、時間のかかるトレーニングが必要なものが多いですが、短期間で習得することも可能です。

根気よく続けて、夢の音大ライフを手に入れてください!

 

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