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反日の中国は親日国になった?中国生活経験者が出会った素敵な中国人たち

中国って反日だからちょっと怖い

中国は社会主義だし、みんな洗脳されていそう

こう思う日本人は少なくないと思います。

では、毎月10万部以上の売り上げを誇る雑誌『知日』を知っていますか?

中国の人気雑誌で、中国人に日本の文化を、事細かに紹介しています。

『精神日本人』と言われる中国人も登場していて、日本の良さを全面的に受け入れていて「私の心は日本人だ」と堂々と発言しています。

僕は、中国に3年間滞在したことがあり、たくさんの中国人と出会ってきました。

それまで思っていた「中国人の反日感情は凄まじい」という印象はすっかり覆され、素直で優しく、日本の良さを受け入れてくれる中国人の人間的魅力に感動することすらありました。

今回は、僕が実際に出会った“素敵な中国人たち”とのエピソードを紹介します。

南京のタクシー運転手

日本を受け入れてくれている南京のタクシー運転手

南京と聞くと、日本人であれば「南京大虐殺(南京事件)」を思い浮かべますよね。

僕も、中国人の友達に「南京に行くんだ」と伝えたら、「日本人であることがバレないようにしろよ!もしも聞かれたら韓国人だと言うんだ」と念を押されました。

実際に行ってみると、南京はとても先進的かつ美しい街で、古都の面影残る、風情のある街でした。

https://twitter.com/GoToNanjing/status/926841496195817472

さて、城壁の散策をしていたら、あっという間に夜も更けてしまい、ホテルまでタクシーに乗ることになりました。

運転は、50〜60歳ぐらいのおじさんドライバー。

中国のタクシー運転手は、よく喋ります。

僕の行き先を伝える中国語を聞いて「あなた何人?」は百発百中の質問です。

それが、南京ではあろうことか「あなた、日本人でしょ?」って、より一段攻めた質問をされました。

嘘をつくのも良心が痛み、素直に「はい・・・」と答えました。

あー、もう一巻の終わり。

大虐殺の復讐とばかりに、何もない辺鄙な場所で車を降ろされるか、アジトに連れ込まれてボコボコにされるか…と怯えていると、意外な一言が。

運転手
運転手

うちでは、ソニーのテレビ使ってるよ

キドリ
キドリ

え??

運転手
運転手

あと、一休さんも好きだし、高倉健は尊敬している!

キドリ
キドリ

あ、ああ。えっ!

運転手
運転手

安倍はダメだけど、日本人は礼儀正しいし、日本の文化は素晴らしいよ

キドリ
キドリ

なんか、ありがとう!僕も中国が好きだし、南京は初めて来たけど、とても気に入ったよ!

運転手
運転手

そうだろ!!もう◯◯は行ったかい?◯◯も明日行ったほうがいいよ!あと、◯◯も!

こんな感じで、めちゃ心を開いてくれて、最後には、タクシー代を少しおまけまでしてくれました。

その運転手さんによると、「南京人には多かれ少なかれ、日本を恨む気持ちはあるけど、それは昔の日本軍がやったことで、今の世代の人たちには関係ない。
対日感情は、歴史とは切り離して考えるべきだし、日本に学ぶことは多い」
と言うことでした。

ちょっと涙が出ました。

謝謝!謝謝!って、何度もお礼を言ってお別れしました。

鉄道駅のインフォメーションセンターの女性

英語は苦手だけど日本人にも優しい鉄道駅のお姉さん

まだ中国語が使い物にならず、英語を中心に中国生活を送っていた時の体験談です。

https://twitter.com/kidori6803/status/1099089858121744384

はじめ、英語で話しかけても断固拒否の姿勢を見て、「これが反日なのかっ!?」と思ったものですが、その女性はすごくシャイな方だったのだと思います。

たどたどしい中国語にシフトして道を聞くと、丁寧に優しく目的地までの行き方を教えてくれました。

さらに、僕の下手くそな中国語を絶賛してくれ、「日本からわざわざ来たの?中国どう?良い旅を!」と送り出してくれました。

中国人は、異常なまでに英語に拒否反応を示す人がいますが、これは恐らく、中国人特有の「メンツ」が関係しているのでは、と思います。

英語ができないということは教養がないということで、それをさらけ出すのはメンツが丸潰れになるということ…だから英語は受け付けない、という行動になるのでしょう。

ただし!中国の、特に大都市の若者は英語ができる人が比較的多いので、旅行であればそこまで困らないです。

コンサート会場を間違えて困っていたところ助けてくれたお兄ちゃん

友人と、上海で行われる映画「LALALAND」のオーケストラコンサートに行った日のこと。

紛らわしいことに、上海市内には同じ名前の異なるスタジアムがあるのです。

僕たちは、間違えた方のスタジアムに行ってしまったのですが、周りにも同じように間違えてしまった中国人がたくさんいました。

開演時間も迫っているし、急いでタクシーに乗って正しい会場に向かわなければいけません。

しかし!

タクシーの取り合いで、全く車がつかまりません。

友達とアタフタしていると、20歳ぐらいの中国人青年が声をかけてくれました。

青年
青年

◯◯スタジアムに行くの?僕も行くけど、一緒に行く?いまアプリでタクシー予約できたから

キドリ
キドリ

なんと!!一緒に行きます!!行かせてください!!

今思えば、その人の良さそうな青年が、実は極悪非道の反日殺人鬼だった可能性もゼロではなかったのですが、もう絶対コンサートのオープニングに間に合いたかったので、やってきたタクシーに同乗させてもらいました。

LALALANDの素晴らしさについて語り合いながら、正しい方のスタジアムに到着。

中国らしく、キャッシュレス決済でスマートにお支払いを済ませた青年に、いくらかお金を渡すと

青年
青年

いや、いらないよ。どうせ一人で乗っても同じ金額を払っていたんだし

キドリ
キドリ

でも、僕たちも助けられたから!

青年
青年

いいのいいの、中国でのお支払いは中国人に任せて。僕が日本に行った時にはよろしくね!

と笑顔で自分の席に向かって颯爽と去って行きました。

なんだか、とてもほっこりした気持ちで、コンサートを迎えることができました。

まとめ

僕が中国に住んでいた頃、家族や友人など、中国に遊びに来てくれたのですが、みんな口を揃えて「中国はいい国だ」と言って帰国して行きます。

メディアの情報を鵜呑みにして、「中国は怖い、中国は悪」という固定観念を持ち続けて中国を避けたままでいるのは、実にもったいないことです。

歴史的、そして政治的な問題が完全に解決することは、正直難しいと思います。

しかし、日中の国民がお互いに心を開き、民間レベルの交流を深めていくことが、2つの国をより親密に結びつける最善の方法なのではないでしょうか。

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